ドミトリー上荻にご入館いただいた方からお便りをいただきました
line 入館者の声/M・Tさんphoto  

ドミトリー上荻との出会いはまさに「ご縁」だった。4年間の大学生活の始まりを思い出す度、私は強くそう感じます。

初めての一人暮らし、それも東京で…ということで不安と期待が入り混じった中、両親と訪れたドミトリー上荻を私は一瞬で好きになり、入居を決めました。
女性専用であり安心して暮らすことができると思ったため、そして何より、小俣さんの温かくてパワフルなお人柄に惹かれたためという所が一番大きかったと思っています。

ドミトリー上荻では4月に「茶話会」が開催されており、そこでは小俣さんご夫妻や岩井さん、そしてドミトリー上荻に入居している方たちと交流することができます。大学1年生の4月にお声をかけて頂き参加した際、まるで新しく家族ができたように感じたことを今でも覚えています。その時、自分の他にも同学年の子が3人いることを知り、より心強い気持ちにもなりました。互いに忙しくなかなか顔を合わせることはできずとも、彼女たちが傍にいることが、また一つの心の支えになっていたと思います。この様に、同じマンションの中で暮らす仲間の存在をいつもどこかで感じることができる、それがドミトリーの魅力の1つです。

日々大学生活やアルバイトなどをこなす中で、どうしても大変だと感じたり、時には体調を崩してしまったりすることもあります。そんな時、そっと支えて下さるのが小俣さんや岩井さんです。事務室の前を通りかかった時に少し世間話をしてみたり、困ったことがあったらLINEで相談をしてみたり。どんな時でも親身になって見守って下さったからこそ、4年間のドミトリーでの生活がかけがえのないものになったのだと感じています。

ドミトリーを退館した時のことを思い出すと、今でも目頭がじんわり熱くなります。最後にご挨拶をしたとき、小俣さんが「行ってらっしゃい」と言ってくださったことが本当に、心の底から嬉しかったです。また帰ってきたい、そんな「ご縁」を私に与えてくださったことに感謝しています。4年間、本当にありがとうございました!

※東京女子大学(現代教養学部):2018年3月退館

入館者の声/T・Mさんphoto  

志望校に無事合格し、春から人生初の「ひとり暮らし」。私は東京に憧れをもっていましたが、いざ大都会東京にひとりで生活することに不安でいっぱいでした。
しかし、「ドミトリー上荻」での暮らしは、そんな不安もすぐに消え、入学式当日から現在まで大学生活を思い切りエンジョイすることができました。

ドミトリーと聞くと、学生寮を思い浮かべる方が多いかと思いますが、ドミトリー上荻には門限はなく、お部屋も通常のマンションと変わらない間取りになっています。ですので、学生寮のような形式的な生活ではなく、自分の生活を自分で確立することができます。

一方で、ドミトリー上荻の在館者は女性のみとなっており、在館者同士や管理人さんとの交流が盛んです。
4月に「茶話会」が開催され、そこではドミトリー上荻在館者全員と交流することができます。この会に参加したことで、ドミトリー上荻の同級生と仲良くなったり、先輩に大学生活や就職活動のことを詳しくお聞きすることができたりと、とても有意義な時間を過ごすことができました。知らない人が隣に住んでいるという不安感は全くなくなり、安心して生活することができました。

私は大学2年生になったばかりの頃、入院しなければならないほどの病気を患ってしまいました。ある日、大学で授業を終え、部屋に戻って熱を測ると高熱がありました。最初は「風邪かな?」と思っていたのですが、次の日になっても熱は下がらなかったので、小俣さんご夫婦にその趣旨を伝えると、近くの病院まで車で送ってくださいました。その後、何件病院で診察を受けても状態は変わらず…。小俣さんご夫婦は毎日「調子はどうですか?」と連絡をくださったり、診察に立ち会ってくださったり、岩井さんも飲料や冷却シートなどを届けてくださったりと、病気で動けない私を万全にサポートしてくださいました。小俣さんご夫婦と岩井さんのサポートがなければ、もしかしたら死んでいたかもわかりません。結果的に、1か月ほど入院することになってしまい、入院してからも小俣さんはお見舞いに来てくださいました。
ひとり暮らしで最も困る場面は、病気をしてしまったときだと思います。ドミトリー上荻では、そういう困った時であっても、親身になって支えてくださる方がいます。大学生活は予想以上に忙しい日々の毎日です。病気をしないことが一番ですが、自分でしっかりと体調管理をしているつもりでも、疲れがたまってしまいます。頼れる人が近くにいる、そんなドミトリー上荻の環境にはとても感謝しています。

退院した後は、大学生活でやりたいことにすべて挑戦し、勉強にも集中でき、アルバイトもしました。充実した日々を過ごせたのも、ここドミトリー上荻があってこそだと思います。ドミトリー上荻は、本当に素敵な、大好きな場所です♡

※青山学院大学(法学部):2017年9月在館中

入館者の声/K・Hさん 

高校3年生の冬、大学受験を終え、母と初めて訪れた荻窪。
綺麗な外観と過ごしやすそうなお部屋、そして楽しいお話をしてくださる小俣さんご夫婦。ドミトリー上荻なら安心して大学生活を送ることができる、と強く感じたことを鮮明に覚えています。

大学生活は想像以上にあっという間で、卒業、引っ越しを終えた今もどこかへ合宿に来ていて、少ししたらドミトリーに帰ることができるのではないかな…と思うくらい「本当の家」のように大切な存在です。

勉強や部活動、就職活動をする中で忙しかったり、大変だったりしたことはもちろんありましたが、一人の家に帰ることを寂しいと感じたことはほとんどありませんでした。
それは、毎朝、玄関で「いってらっしゃい!」と優しい笑顔で声を掛けてくださる岩井さんや、管弦楽部の演奏会をお知らせすると足を運んでくださったり、卒業後の進路に迷った時にはわざわざ私一人のために時間を作って相談に乗ってくださった小俣さんがいつも側にいてくださったからだと思っています。
たくさんの優しさとあたたかさ、パワーをくださった岩井さん、小俣さんご夫婦、ドミトリー上荻に出会えたことに心から感謝しています。

社会人1年目になる春、ドミトリー上荻ではない場所から新しい場所へ出発するのは少し不安もありますが、初めての一人暮らしをしたドミトリー上荻のことを思い出して頑張ります!
4年間、見守ってくださりありがとうございました。

※上智大学(文学部):2017年3月退館

入館者の声/K・Mさん    

大学を先日卒業し、ふと大学生活を思い返してみました。
私の大学生活は、小俣さんが仰っていたように走り抜けた4年間だったと感じます。そんな4年間を送ることができたのもひとえに小俣さんのおかげだといっても過言ではありません。

大学入学にあたり、期待と不安を抱え初めての一人暮らしに向けて準備をしていた春、小俣さんにお会いしました。お会いしてすぐにお世話になることを決めました。
小俣さんご夫婦は大変明るく、温かい素敵な方というのが第一印象です。

同じ大学の初めての友人は隣の部屋の子でした。卒業してからも長く付き合っていきたいと思う友人です。そんなかけがえのない友人ができたのもドミトリーだったからだと思います。
住んでいる方々が皆、小俣さんの大変に温かいお人柄に惹かれ、住んでいる方々もまたそのような方が多くいらっしゃったように感じます。

私の大学生活は学校、サークル、習い事等慌ただしく、常に走っていました。そんな私を母のように励まし、時に心配し、時に力を貸してくださいました。
大学祭での衣装作りでは、ミシンと部屋をお借りし、夜な夜な作りあげ、ある時は体調を崩した私を病院まで連れて行って、診察が終わるまで付き添ってくださいました。習い事の行事のために朝早くから着付けの先生のお宅に連れて行ってくださったり、就活の際には息抜きにお話に付き合ってくださったりしました。岩井さんとの毎朝のあいさつ、時折するたわいもないお話も私の頑張る源でした。
ここでは書ききれないほどの思い出がまだまだあります。ドミトリーの方々とは、ただの居住者と大家さん、管理人さんとの関係ではなく、もっと深くお付き合いできたことを大変幸せに感じています。

4年間の大学生活を全力疾走し、安心して充実させることができたのもドミトリーの皆様のおかげです。
本当にありがとうございました。

※東京女子大学(現代教学部):2015年3月退館

入館者の声/K・Hさん  

ドミトリー上荻には、大学進学のために田舎から上京し、大学卒業までの約4年間お世話になりました。
住まいを探す際、大学に近く、女性も安心の物件を探していたところ出会いました。
ドミトリー上荻の建物は、シンプルかつスタイリッシュであり、さらに設備も充実しています。また、管理者が常に傍に居てくれているという安心感がありました。

この”安心感”は、私の大学生活を多いに支えてくれました。また、管理者の小俣夫妻は、とってもきさくな方々で私達をいかなる時でも手助けしてくれます。
私の場合は、大学生活で何か悩ごとがあったり、行き詰まったりした時には、いつも夫妻に相談をしていました。そうすることにより、心が満たされ、純粋な気持ちを取り戻すことが出来ました。

ドミトリー上荻には、”生の人付き合い”が存在すると思います。現代社会において、ネット環境が整っている今、何をするにも、人はネット経由のお付き合いが可能です。
しかし、生の人付き合いを何度も経験したことにより、もうこれ以上の人との付き合い方はないだろうと、人は考えるようになると思います。

ドミトリー上荻で、4年間過ごしたことにより、またパワーアップした自分が確立できたと思います。
小俣夫妻には、精神面で沢山支えていただきました。

本当にお世話になりました。ドミトリー上荻と、そして”人”のと出会いに感謝致します。

※東京女子大学(現代教学部):2015年3月退館

入館者の声/I・Rさん  

大学一年生。不安でいっぱいの方も多いでしょう。
私は大学一年、二年の時にドミトリー上荻Ⅱの方でお世話になったため、そんな不安とは無関係の生活を送ることができました!
何故か?まず東京の一人暮らしで気になるのはセキュリティ、設備、さみしさ、ではないでしょうか。(私はそうでした)

ドミトリー上荻はセキュリティがしっかりとした女子マンションで、寝るときに怖いと思ったことは私は一度もありませんし、近くに大家さんがいらっしゃることも安心です。設備は使い勝手がよく、また感じのよいお部屋で、特に助かったのはお風呂に乾燥機が付いていることです。

また、一人暮らしってさみしそう、と思いがちですが、ドミトリー上荻に入れば安心です。ここに入ると、太陽のような大家さんにいつも暖かく優しく守られていることを実感できるでしょう。春に食事会があったり、季節毎に少し飾りをしてくださったり…私の大学生活のスタートが寂しいと感じなかったのも大家さんのお陰です。本当に感謝しています。入居された方ならご存知でしょう。素晴らしく暖かいお人柄で、お母さん、お父さんのような存在です。

留学をきっかけに退室することになり残念なのですが、荻窪という街と、ドミトリー上荻はいつも私の東京生活の暖かい原点です。
お世話になったことを挙げればキリがありませんが…(私の夢を伝えたらそれに関する新聞記事をポストに入れて下さったり!)

東京生活に不安を抱いている後輩がいたら、迷わずお勧めしたいです!
本当に、ドミトリー上荻との出会いに感謝しています。

※上智大学(外国語学部):2014年3月退館

 

娘の大学進学が決まると同時に、どこに住むかが問題でした。
早速インターネットで女子学生会館、学生マンションを調べ、そこで気になる所を見つけました。

何でもオーナーさん宅の敷地内に女子学生会館と蔵があるというのです。蔵があるということはそれだけ古くから住んでいらっしゃるということで、ここのオーナーさんならきっと信頼できると思い、娘をお願いすることに決めました。それが私たち親子とドミトリー上荻との出会いでした。

その後、オーナーの小俣さんご夫妻にお会いして、女子学生会館の他にも子育て広場や高齢者施設等広く地域に貢献していらっしゃるご様子に、私達も襟を正す思いがしました。それから娘が大学に入ってすぐの頃、小俣さんのお宅でお食事会をしていただいたとの嬉しそうな報告があり、まだ、新生活に慣れてない不安な時期だっただけに、親としましても本当にありがたく思いました。
また、うっかり者の娘が、連休中に部屋にかぎを置いたまま外出してしまい、中に入れず困ったことがありました。その時も連休でご旅行中にも関わらず、小俣さんご夫妻がセコムと連絡を取ってくださり、無事に部屋に入ることができました。
他にも道路で転んで怪我をしたときに、管理スタッフの岩井さんに助けていただいたりと、あげればきりがないほどお世話になりました。 私もときどき上京しては娘の様子を見ると同時に、まるでドミトリー上荻の女子大生になったつもりで大学の講義を受けたり、友人と会ったり、そして何よりも小俣さんの奥さんとお話ししてはいろいろ刺激をいただいたりと、本当に親子で楽しませていただきました。

ここを卒業することは私にとりましても寂しい限りですが、娘が大きく海外へ羽ばたきたいとの夢をかなえるため、今回決断いたしました。ここでいただいた御縁を大切に、これからも今まで同様私たち親子とお付き合いいただけたら光栄です。
ドミトリー上荻の益々の発展をお祈りし、卒業の言葉とかえさせていただきます。

I・Rさんのお母様からお手紙をいただきました。

入館者の声/M・Sさん  

私は、大学入学から語学留学をするまでの丸3年間、ドミトリー上荻さんにお世話になりました。
今、ドミトリーでの生活を思い返しながらこの文章を書いていても、皆さんとの思い出や、私に良くしてくださったことを思い出して、鼻の奥がツンとします。それ程、私にとってのドミトリーの生活は本当に思い出深いものでした。

一番の思い出は、わたしが急性の胃腸炎にかかったときのことです。夜中から体調を壊していたのですが、上京したてで、病院のこともわからず、一晩苦しみました。しかし翌朝はどうしても部活の試合に午前中からサポートに行かねばならず、這ってでも来い!という先輩の指示もあり、私は大変焦っていました。
急いで、「昨夜から体調を崩しているのですが、この近くに、朝から診ていただけるオススメの病院はありますか?」とメールすると、すぐにお返事がきて、「心細かったでしょう。今からすぐに病院にお連れします!」と書いてありました。
それから本当にお迎えに来てくださり、吉祥寺の胃腸科のお医者様まで連れて行ってくださいました。一番強いお薬をいただき、 そのまま部活へ行かなければならない私に「頑張れ!!」とエールを送って下さり、あぁ、なんて優しい人なのだろうと思いました。

その夜部活を終え家に戻ると、ドアノブに卵スープとお手紙がぶら下がっていました。小俣さんが作って置いてくださっていたのです。 それを見た瞬間、私はドアの前で号泣(笑)。東京のお母さんとして、人生の先輩として、この人についていこうと決めた瞬間でありました。

その時だけに限らず、何かと気を遣っていただき、退館時は3年間の思い出が走馬灯のようによぎって、涙、涙でした。
ですが「私たちはこれからもここにいます」という小俣さんの言葉を聞き、これはお別れではないなと思い、留学から帰ったらまた必ずお話に伺おうと思っています。
私の青春の3年間、温かく見守ってくださって本当にありがとうございました。大好きです!

※津田塾大学(学芸学部):2014年3月退館

 

初めて伺った時、感じたのは穏やかな気配。安全は最優先。けれども、おしゃれな作りの建物。さりげなく飾られた花やかわいい小物たち。そして何より、小俣さんのお人柄に惹かれ、お世話になることを決めました。

やはり会館での生活は、想像した通り快適そのもの。楽しそうな娘の声を聞くたび、嬉しかったですね。
小俣さんには、娘が体調を崩した時も病院に運んで頂きました。それでいて普段は、つかず、はなれずの距離を保ってくださいます。
熱すぎず、冷えすぎず、一番心地良い、まさに人肌。「見守る」というのはこういうことなんだと勉強させて頂きました。

この春、娘は渡英します。
「帰国したら会いに来て。」 ぎゅっと肩を抱きしめて下さったお姿。こちらで過ごした娘の三年間を見た思いがしました。
本当にお世話になりました。 心より感謝申し上げます。

M・Sさんのお母様からお手紙をいただきました。

入館者の声/M・Uさん  

私がドミトリー上荻を知ったのは、既に入居していた友人の紹介がきっかけでした。東京での新生活が不安だった私は2年生までは食事付きの寮に住んでいましたが、3年生になり就職活動について考えるうちに、生活面での自立という事も考えるようになっていきました。しかし、両親も女の子の一人暮らしということで心配することも多く中々納得するような部屋を見つけることが出来ませんでした。

そんな時に同じ大学の友人からドミトリーを紹介されました。とても綺麗な建物の造り、お部屋にも充分な調理スペース、お風呂もトイレとは別で、心配していたセキュリティー面でも女性専用なこともありオートロックで安心でした。

実際住んでみると、3口のガスコンロを使ってしっかりと調理をすることが出来ました。浴室には乾燥機も付いているで、雨の日でも洗濯物を干すことが出来ました。さらに、全ての部屋が南向きなので大きな窓から日の光が入り、電気を付けなくてもとても部屋が明るく設備面でも友達に羨ましがられることが多かったです。

小俣さんのお家で新しく入居した人や現在住んでいる方たちを集めて楽しいホームパーティをしていただき、その時同じ建物に住んでいる人や同じ大学の方と知り合うことも出来たので安心しました。小俣さんは「いつでも声をかけて下さいね」と言ってくださったり就活の時などは近況やその日にあった事などを親身になって聞いてくださいました。また普段も相談をしたらご自身の経験などを交えてアドバイスをしてくださったり、管理人室に小俣さんがいらっしゃる時は笑顔で挨拶してくださったので一人暮らしで不安な時も気持ちの面で支えて頂きました。

東京での一人暮らしは、不安なことも多いですが、私はドミトリー上荻に住んで、支えていただきながらでしたが自立した学生生活を送ることが出来ました。

※東京女子大学(現代文化学部):2012年3月卒業

入館者の声/S・Nさん  

私は大学・大学院生活の6年間をドミトリー上荻で過ごしました。東京へ出てきて、初めての一人暮らしの生活を始めた当初は、新しい生活が始まることへの期待を抱きながらも、分からないことも多く、とても心細い毎日でした。そんな不安な気持ちでいっぱいだった時に、ドミトリー上荻でのたくさんの人との出会いが、私にとって大きな支えとなり、安心して充実した学生生活を送ることができました。また、遠く離れて暮らす両親も安心して一人暮らしの生活を応援してくれました。

“女性の一人暮らし”では、防犯設備が気になるところですが、ドミトリー上荻では、オートロック・SECOM完備・防犯カメラなどの防犯設備が充実していて、夜でも照明を灯していてくださるので、サークル活動やアルバイトなどで、夜遅い時間に帰宅した時でも安心です。また、コンビニ・スーパー・病院など、近隣施設も充実しているので、日常生活で不自由することはありませんでした。

ドミトリー上荻での6年間の生活を振り返ってみると、忙しく充実した日々の中にも、時には落ち込んだり挫けたりしたこともありました。そんな時に、館主の小俣さんが、私たち学生一人ひとりにそっと寄り添い、いつも応援してくださるおかげで、ほっと一息ついた後に、“大丈夫、もう少し頑張ってみよう”という気持ちが自然と湧いてきて、自分の足で前に進めたことが何度もありました。

また、毎年、ドミトリー上荻に住む学生同士が交流できるような場を提供してくださり、大学や学年を問わず交流でき、皆さんと楽しい時間を共に過ごすことができました。新入生として参加した大学1年時は、不安な気持ちを共感していただいたり、日常生活の情報やアイディアを教えていただいたり、上級生の方から貴重なお話を聴くことができ、憧れの“一人暮らしの先輩”として、とても心強い存在でした。そして、毎年、新しい仲間との出会いが訪れる季節を楽しみにしていました。

6年間にわたって、ドミトリー上荻で充実した学生生活を送ることができたのも、館主の小俣さんをはじめ、ドミトリー上荻に住む学生の皆さんと出会い、コミュニケーションを大切にしながら、温かい雰囲気の中で生活することができたからです。私にとって、ドミトリー上荻は“人の温もり”を日々感じながら、自然と笑顔になれるような、心の休まる居場所でした。

※東京女子大学大学院(文化研究科・心理学専攻):2012年3月卒業

退館された方のお母様からお手紙をいただきました。/2013年退館K・Yさんのお母様  

娘を地方から東京へ出す母親の気持ちとして住まいのことも不安がありました。
オマタさまとご縁をいただいたこと、本当によかったと親子共々喜んでおります。

折にふれ優しいお言葉をいただき、「何かあったらいつでもご連絡ください」とおっしゃって頂いたこともとても心強く、東日本大震災の際にはアルバイト中の娘にご連絡をくださり、遠く離れている親にとっては、ありがたく涙の出る思いでした。

また、学年の始まりや卒業の折には、ご自宅に呼んでくださり、素敵なご家族のおそばで大学生活を過ごせたこと、大変感謝申し上げております。